2011年9月12日月曜日

アップしたくなったらする日記

というタイトルで、保存されていた記事を見つけた。
なんとなく、今がその時なんじゃないかな、と思って載せます。


会ったことの無い人のことを考えている。
会ったことも無いのに、私の言葉を変えた人。
会ったことも無いのに、好きな人より気になる人。
会ったことも無いのに、会いたくない人。
会ったことも無いのに、嫌いになりそうだった人。
会ったことも無いのに、恋している人。

私が、しばらくの間描けなかった理由を考えている。
このまま描かなかったら、描けなかったらどんな自分になってしまうのかを考えている。
頭の重みに耐えられず、逆立ちしながら話し出すのではないだろうか。
世の中にはそんな人がたくさんいる。
私はそういう人を嫌いではない。
どちらかというと好きな方。恋することはないけれど。
でも自分がそうなることは、想像できない。(能力も無い)

「ジョハリの窓」で一番気になるのは未知の窓だ。
普段思考活動に使用している脳は全体の3パーセントだ、という話と同じくらい、わくわくする。
興奮と絶望を秘めている。
未知の窓は、どれくらいの大きさなのだろう。
脳と違い、他人との差異が随分ありそうだ。
自信家と言われようと、私の未知の窓はきっと大きいと思うんだ。

きっとそれは、濃緑のペンキが剥げかけて、釘があちこち飛び出ている。
その大きくて錆び付いて、鍵も失われてしまった窓を開けるには、
ガラスを割らねばならず、道具も何も無いので素手で割る。
多分血がたくさん出るだろうし、開けた先はハリケーンかもしくは真空で、
開けたことを後悔すると思うんだ。
開けてしまったら、開ける前には戻れない。
そして、開けたらきっと、人生が少しばかり短くなる。

開けたことを時折後悔しながら、それでもこれで良かったと自身に言い聴かせながら、
その先で裸足になって絵を描きたい。

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