なんとなく、今がその時なんじゃないかな、と思って載せます。
会ったことの無い人のことを考えている。
会ったことも無いのに、私の言葉を変えた人。
会ったことも無いのに、好きな人より気になる人。
会ったことも無いのに、会いたくない人。
会ったことも無いのに、嫌いになりそうだった人。
会ったことも無いのに、恋している人。
私が、しばらくの間描けなかった理由を考えている。
このまま描かなかったら、描けなかったらどんな自分になってしまうのかを考えている。
頭の重みに耐えられず、逆立ちしながら話し出すのではないだろうか。
世の中にはそんな人がたくさんいる。
私はそういう人を嫌いではない。
どちらかというと好きな方。恋することはないけれど。
でも自分がそうなることは、想像できない。(能力も無い)
「ジョハリの窓」で一番気になるのは未知の窓だ。
普段思考活動に使用している脳は全体の3パーセントだ、という話と同じくらい、わくわくする。
興奮と絶望を秘めている。
未知の窓は、どれくらいの大きさなのだろう。
脳と違い、他人との差異が随分ありそうだ。
自信家と言われようと、私の未知の窓はきっと大きいと思うんだ。
きっとそれは、濃緑のペンキが剥げかけて、釘があちこち飛び出ている。
その大きくて錆び付いて、鍵も失われてしまった窓を開けるには、
ガラスを割らねばならず、道具も何も無いので素手で割る。
多分血がたくさん出るだろうし、開けた先はハリケーンかもしくは真空で、
開けたことを後悔すると思うんだ。
開けてしまったら、開ける前には戻れない。
そして、開けたらきっと、人生が少しばかり短くなる。
開けたことを時折後悔しながら、それでもこれで良かったと自身に言い聴かせながら、
その先で裸足になって絵を描きたい。
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