2012年6月29日金曜日

ラブレター






火曜日、26日に25歳になりました。
友達からたくさんメールや電話をいただきました。
どうもありがとう。

20代後半は難しい。
自分にとって本当に大切なことは何なのかを追求していきたい。
その反面、何もかもに手を出してみたい。30代以降の人生のために。

一年前、24歳ははじまりの日から最高に素敵な日だった。
1日友達と一緒にいて、焼き肉をご馳走になった。
そのまま鴨川の川辺でお酒を飲んでいたら、
いつのまにか友達がたくさんやってきてくれて、
10人くらいで喋って、笑って、空を仰いだ。

振り返ると本当に素敵な年だった。
人に恵まれ、新しいことをたくさん知り、自分の夢が形を変えた。

いつも話してくれてありがとう。
ごはんに誘ってくれてありがとう。私の週末は大抵誰かと一緒にいる。
自分の好きな人に囲まれているなんて、本当に幸せだ。

大好きな人、ありがとう。
きみに会えて世界が変わった。これからが変わった。

大学入学当時の18歳、それから6年が経った。
何が変わって、何が残ったんだろうか。

時々、世界が終わってしまえばいいのにと思うことがある。
ニュースを見て暗雲たる気持ちになることもある。
私は早く死ぬだろうなと思うこともある。
死ぬときは自殺だろうなと思うこともある。
弱さに孤独、自意識過剰、視野の狭さに回転の遅さ、利己的さも傲慢さも
1人で立っている時には、全てが自分の中に鎮座していて、気付いているがなす術は無い。
誰かといると、時にはそれらが顕著に表れて苦しめる。
でも誰かといると、それらが良い方向に転換されることだってあるのだ。

可能性の話をしよう。
明日の話をしよう。
どんなことだって、いい方向に向かっているんだ。
失ったものはもう一度築けるはずだ。再構築には学べる過去がある。
きっとそうだ。
私はそう思いたい。
そう思って生きていきたい。

きみに会えて本当に良かったと伝えたい人や場所がたくさんいる。
そう思える人生を生み出してくれた両親に、まず1番の感謝を。
私の誕生日は、両親にとって、親になって○年目の記念日だ。
本当にありがとう。

自分の家族がほしいと思う気持ちが日々強くなってきている。
私はめんどうくさい人間だけど、遠回りしても躓いても、きみと手をつないでいたいのだ。
たくさん笑っていたいのだ。
大きな窓のある家に暮らしたいのだ。
黒猫とグレーの猫と二匹の大きい犬を飼いたいのだ。
祖母のようにたくさんの植物を育てたいのだ。
母の家のようにどの部屋にも本棚を置き、余った壁には作品を飾りたい。
ホットケーキを作ってもらった記憶、お尻を叩かれた記憶、
とんぼを捕まえた記憶、秘密基地を作った記憶、
愛された記憶、愛した記憶。
記憶を新しい未来として現実に生み出したいのだ。
そして自分の一番大切な人を救えたらきっと、それだけできっと。

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