2010年8月26日木曜日

2010展 ならびに 私事に関する御礼

先週はいろいろありましたが、なんとか帰って参りました。
おとといから仕事再開です。

¥2010 exhibition ありがとうございました!
結果的に7点出展中、5点の絵をご購入いただけました。
本当にありがとうございます!
お買い上げいただいた方も、見に来てくださった方も、ありがとうございました。
今回あまり告知ができなかったのですが、多くの人が見に来てくださったようです。
とてもうれしい。
土曜日、最終日前日の展示風景はこちら。
私は行けなかったので、撮ってもらいました。



絵の値段を考えるのは難しい。
高いと驕ってるように思っていたけれど、
絵で食べていきたいとか言ってるくせに安い値段つけるなんて、その方が失礼だと考えるようになった。
今回は初めから2010円と値段が決まっているから、それに合わせた自分の基準を決めなきゃいけない。
紙やキャンバスや絵の具や額縁、簡単に超えてしまう2010円だからこそ、
どう折り合いをつけるかを考えるのが、大変勉強になりました。
絵をご購入いただけたというのは、その人にとって値段とのバランスがよかったのかなと考えるとうれしいです。


今年は厄年なのかなんなのか、悪いことばかりが重なってしまう。それもかなり悪いこと。
実感があるのかないのかわからないけれど、
しっかりしなきゃ、ばかり心にあって、なみだもでてこないや。

祖母が亡くなりました。
この日記にもたびたび登場していた、少し変わり者の祖母です。
美意識とプライドが非常に高かったおばあちゃん。
仕事をほっぽりだして、タクシーで空港まで飛ばしてもらって最終の飛行機に駆け込んで、
空港から1時間以上かかる病院のそばまでまたまたタクシー。
1万円以上かかるところを、タクシーの運転手さんが8000円でどこまでも連れてったる!と連れて行ってくれました。
ありがとう。
おかげで最期の瞬間に立ち会えました。
病院についたら、それまで昏睡状態だったおばあちゃんの意識が戻って、にっこり笑いかけてくれたのです。
がんばってなにか話しかけようと、いっぱい声をだしてくれたのです。
ありがとう、おばあちゃん。
呼びかけたら、手をつないだら、目に見えて血圧があがるのです。
そうやってがんばってくれて、結局最初に危なくなってから10時間くらい頑張り続けてくれました。
気力ですね、すごいですねって看護士さんに言われました。

そのとき感じた気持ちを、言葉にしたいけれど、
してしまったら薄っぺらい言葉にしかならないのがもどかしい。

祖母の家の整理をしていたら、
私の1歳半の時の絵が出てきました。
3歳のも4歳のも5歳のも出てきました。
それを祖母に送ったときの、母の手紙も出てきました。
私には、やっぱりこれしかないんだ、絵しかないんだってこれを続けていいんだって、
結局自分のことばっかりだけど、そうやってこれからも生きていこうと思います。

いまこの場で、祖母に呼びかけることはしないけど、
私のなかで祖母に対する気持ちは持ち続けていこうと思います。

きっときっとこれから先は、いいことがいっぱいあると思うの。
悪いことも多いけれど、いいこともいっぱいあってるの。
悪いことばかりに目をやって、いいことを見ないのはきっと違う。
どちらも素直に受け入れたい。
今年から初めて展示に参加しているけれど、どの展示もいい展示ばかりだった。
1月の吉祥寺、1月の学内卒制展示、5月末のartDive、そして今度の¥2010展。
今年の目標の一つに、展示に参加するがあったけれどもう4回達成されていて、次の目標は個展になった。
直接人に見られるのが苦手ってそればかり言いながら作ったサイトですが、その頃とは全然違う。

きれいごとを言いたいわけじゃないけれど、まだ気持ちはぐじゅぐじゅだけど、
これからも一歩一歩進んでいこうと思います。
とにかく今は、母の心のケアと日々の仕事に務めます。

そうそう、今度幼き日の私の絵をアップしますね。
3歳のときの絵は、今より上手い気がします...

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