2016年8月15日月曜日

昨日と明日をふりかえって


21歳から始めたこのブログも、とうとう8年目、29歳になりました。ハリネズミのちりめんは元気に4歳になりました。
大学生だったあの頃から、就職、そして一昨年は転職をし、3ヶ月ほど前には結婚をしました。

繰り返しやってくる明日は、おなじような毎日の繰り返しに思える時も多いけれど、この8年に起こった様々な出来事や、思考の道のりを考えると、ずいぶん遠くへきたもんだなんて、感慨深くもなります。

繰り返しやってくると当然のように信じられていた毎日も、大切に過ごさなきゃいけない1日だと実感するようになりました。
きっと年齢を重ねれば重ねるほど、その実感は強くなるんだろうと思います。
美味しいねと笑って言い合える毎日を重ねていきたいです。

すべての日が刺激的ではないと感じている退屈さは、本を読んで新しい世界を拡大することで解消できる、と改めて感じている最近です。
特にSFは旅行気分を味わえる。
今日はジョージ・オーウェルの『1984年』を読み終わりました。
彼の『動物農場』や、ウェルベックの『服従』、ロイス・ローリーの『ザ・ギバー』など、好きなテーマですが、最近はありえない話ではないように思えているところです。
社会を取り巻く価値観が明日1日ですべて変わってしまう、そんな革命のようなことは、もう起こりえないと思うけど、気が付いたらすべてが変わっている気がする、そんなことは1年後に起こっていてもおかしくない。

同じような毎日を繰り返していながらも、私自身や私が生きている社会は、動いているのだと、ときどき振り返らないといけないなと思います。
そんなわけで最近は年1回の更新になりつつありますが、このブログは続けていきたいなと思います。





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