そういえば、先日人生初の胃カメラを体内にいれました。
胃炎と軽い潰瘍だったのですが、それはいいとしても、手術も受けたことないので自分の体内を初めて見た。
身体の中は想像よりずっときれいなピンク色で、
胃が赤とピンクのきれいな縞模様になってた。(縞模様は胃炎の症状で痛みが酷いタイプらしい)
胃はカメラが入っている最中も伸縮を繰り返しているのですが、
意図的にコントロールしていないのに身体の一部が動いてるのを目の当たりにして、
自分の意志と関係ないところで、自分が生きてるように思えて、なんだか変な気分でした。
例えば、頭で死にたいと考えている間も、
身体の中では生きるための活動が常に行われているということ。
逆に頭は生きたくても、身体の中に病気を抱えていることもある。
胃カメラ飲んで、お薬頂いてからは、安心したのか胃も痛みません。
思考だけで生きている訳ではない、ということを、
見えないところで活動している人や場所がある、ということを、
ちょっぴり思い出しました。
私の地元には今でも活動している火山、大好きな阿蘇山があるのですが、
火口の中の液体の量は、日によって増減するし、
ガスの量が多い日は火口のそばに近づけないこともある。
火口の中の液体の正体は、マグマの成分が溶けた水らしい。
鉄が緑色、銅が青色になるとのことなので、日によって色が違うように見えるのは、
鉄と銅の比率が変化しているからなのかな。
火口の中の水色、体内のピンク色、
それらは、絵でも写真でも表すのは難しい程鮮やかで、そこに命を感じるのだ。
阿蘇山の火口を見る度に、生命力を感じる。
自分も、地球上にいる生き物すべても、地球も、生きてると感じる。
圧倒的な景色を時々見ないと、自分を俯瞰できなくなってしまう気がします。
頭の中でも、広角レンズとマクロレンズを使い分けれるようになりたい。
休みぼけがようやく治ってきました。
目標を常に設定することを心がけながら、残りの2012年も過ごして行こうと思います。
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